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2013年12月14日

アビリンピック兵庫2013

障がい者が日ごろ培った技能を競技する「アビリンピック兵庫2013」に、当事業者からも1名が参加しました。

アビリンピックは、障がいのある方が日ごろ職場等で培った職業技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、広く障がい者に対する社会の理解と認識を深め、雇用の促進と地位の向上を図ることを目的として開催される大会です。全国大会もあり、その歴史も古く1972年から開催されており、今回は第34回となります。

様々な競技のあるアビリンピックですが、今回参加したのは「表計算」という種目です。

表計算ソフトであるMicrosoft Office Excelを使用して、Excelの三大機能である、表計算機能、簡易データベース機能、グラフ作成機能の総合的なスキルを競う競技です。制限時間は2時間と長め、内容の濃さがうかがえます。

当事業所ではパソコンを使った業務も多く、普段の業務で身に付けたスキルの腕試し、向上心を養うには良い機会だという事で、参加いたしました。

他の企業様や福祉事業所からもたくさんの方が参加されており、中には、何度か大会に挑んでいる方や大会に向けて相当練習を積んできている方もいて、かなりレベルの高い競技内容となりました。

また、競技会場横の部屋では、障がい者の方が務める事業所などで作った物品が数多く販売されていました。

今回は惜しくも入賞を逃しましたが、他の障がい者の方の熟達したパソコン操作に驚かされたりもしました。

参加したメンバーからは「普段の業務でExcelの機能は使いこなしていると思っていたが、競技ではより深い知識と理解を求められたので良い刺激になった」といった声があがりました。

来年は入賞を目指して、さらには事業所全体の向上を目指して、日々スキルアップに取り組んでいきたいと思います。